為替相場とテクニカル分析


FX取引のような相場を利用した取引きでは、この相場のレートの変動をいかにして予測していくのかが、投資の成功と失敗を大きく分けるポイントにもなります。

特に、FX取引きでは通貨を銘柄にしているために、その通貨を扱っている外国為替市場の為替相場のレート変動を利用しなくてはならず、世界中の国や地域から発行されている通貨が一堂に会し、それぞれの国などの経済状況や政治動向などによっても様々に変化する上に、世界中の銀行や企業、個人投資家などが24時間つねに取引きを行っている市場であるために、この為替レートの予測を行うことは非常に困難なことになります。

こうした予測の難しい為替相場を分析するために、様々な手法が編み出されており、そのなかにテクニカル分析というものがあります。

テクニカル分析は、為替相場の実際の数値やレート変動をもとに分析を行い、その過去の傾向から、直近の未来の実質的な為替レートの変動を予測していこうというものになります。

このテクニカル分析では、相場を測定するための様々な指標やチャート図が用意されており、これらを道具のようにして利用して数値を出し、そこに現れたデータを参考にして今後のレートの動きを予測していきます。

このために、自分の導き出したいデータを効率よく得るために、様々なテクニカル分析の道具の中から適切な測定器を選び出し、繰り返しこれを使い込んで、その利用方法に精通をする必要があります。

例えば有名なチャート図に「ロウソク足チャート」というものがありますが、これは任意の期間を設定し、その期間内の始点、終点、最上値、最下値を、太線と細線と色抜きと塗りつぶしの状態で表す一本の線で示すことにより、その間にどのように為替レートが変動したのかという事を表すことができるのです。

このように、テクニカル分析では、用途や目的などによって、チャート図、テクニカル指標という区分けと、トレンド系とオシレーター系という区分とに分けてこれを用いています。
チャート図は、過去の為替レートの変動などを図表に表して視覚化したものをいい、テクニカル指標は過去の相場の数値を計算式に当てはめて指数化したものになります。

トレンド系は、為替相場の値動きの変動の方向性とその強さを見ていくものになり、オシレーター系は、その為替相場においての売買の圧力や、売り傾向にあるのか買い傾向にあるのかという参加している投資家の動向などを見ていくものになります。

テクニカル分析で用いられる分析手法は多岐にわたり、それぞれに利用目的が違うために、まずは一つのテクニカル分析に精通することが必要になります。
また、こうしたテクニカル分析を複数利用して相場を分析していくことにより、その予測精度も高まっていくために、一つのテクニカル分析を使えるようになった場合には、そのテクニカル分析では補えなかったデータを導き出せるテクニカル分析を覚えていく、というようにしていくと、効果的に相場の予測を行えるようになります。